日本人と欧米人のアニメに対するリアリティーの考え方
岡田斗司夫ゼミ
3月7日号はサイコパスの人生相談でした
※↑この動画ではありません
気になる方はYouTubeへどうぞ
岡田斗司夫の考察系動画も面白いのですが
このサイコパスの人生相談も
なかなか面白いのでおすすめです
サイコパスの人生相談の中で
岡田さんがおっしゃっていた
欧米人と日本人のアニメのリアリティに対する考え方の差に対する話
日本人は
構図でリアリティーを感じ、
欧米人は
リップシーク(口の動きと音の整合性)に
リアリティーを感じるというお話
アナと雪の女王のLet it go
この曲も、リップシークが使われています
「ありの~」のと日本語歌では
当てられてますが
本来の意味は「ほっておこう」と言う意味
ディズニーは意味よりも
リップシークを優先するため
Let it go の母音である e i o を意識して
eに似た口の形の a i o が母音となる
「ありの」になったとのこと
この話を聞いて
日本人よりも
欧米人は口元を大切にしがち、
口元に注目しがちなのではないかと
考えました
理由は以下のとおり
- 欧米では八重歯が嫌われる
- マスクを嫌う文化
- スーパーヒーローは口を隠さない
八重歯が嫌われる
アメリカで八重歯は
ドラキュラトゥースと言われ、
忌み嫌われております
八重歯がドラキュラを連想させるからですね
また、アメリカでは歯にお金をかけることが
ステータスとなっています
日本よりも口元を意識していると言えますね
マスクを嫌う文化
女性がすっぴんを隠すとき
日本ではマスクが一般的ですが、
欧米ではサングラスが用いられます
このコロナ禍で、改善されましたが
欧米では、予防のためのマスクという
習慣がなくマスクは罹患した人のものという
考えが根強く残っていました
また、生後1歳の赤ちゃんが
母親のどこに注目するかを調査したところ
欧米では口元、日本では目元を注目したという
結果がでたそうです
スーパーヒーロー像の違い
アメリカでは、
ミュータントタートルズなどのように
ヒーローは目を隠して口を隠さず。
一方でレクター博士やベインなど、
悪役は口元を隠して目を隠さず。
アニメにもこういう文化の差が
反映されいるのがとっても面白いですね